奇跡の巨漢は才能?太る vs ダイエット、知られざる身体の攻防戦

ダイエットと真逆のお話



太ること、それは一見簡単そうに見えて、実は奥深い世界です。
巷にはダイエットの情報が溢れかえっていますが、太るための情報はなかなか見当たりません。
しかし、太ることもまた、ある種の才能が必要なのです。

太るのも実は才能が必要



現代社会は、飽食の時代です。
コンビニやスーパーには、手軽に食べられる高カロリーな食品が溢れており、いつでもどこでも簡単に食事をすることができます。
簡単に食品を摂取できてしまうため、多くの人がダイエットに苦しんでいます。

太る話の前に、ダイエットが難しいのはなぜでしょう。

それは、人間の身体が、飢餓に耐えるように進化してきたからです。
摂取カロリーが消費カロリーを下回ると、身体は省エネモードに入り、基礎代謝を下げてエネルギーを節約しようとします。
そのため、少し食事を減らしただけでは、なかなか体重が落ちないのです。
最初のときは落ちますが・・・その後食事制限だけでは難しくなります。
食事量が減ればそれ以上カロリーが減らないように体が調整するのですね。

さて、本題となります
太るためには、この身体の防御機能を打ち破る必要があります。
つまり、摂取カロリーを大幅に消費カロリーよりも上回らせる必要があるのです。
しかし、これは簡単なことではありません。
なぜなら、人間の身体には、食欲をコントロールする機能が備わっているからです

食欲をコントロールするということ



食欲は、脳の視床下部という部分でコントロールされています。
視床下部は、血液中の栄養状態やホルモンのバランスなどを監視し、食欲を増進させたり抑制したりする指令を出します。

例えば、血糖値が下がると、視床下部は食欲を増進させる指令を出します。
また、レプチンというホルモンは、脂肪細胞から分泌され、視床下部に働きかけて食欲を抑制します。

太るためには、これらの食欲をコントロールする機能を狂わせる必要があります。
つまり、常に空腹感を感じるようにしたり、満腹感を感じにくくしたりする必要があるのです。

やられるのが「内蔵」や「関節」



しかし、このような無茶な食事を続けると、身体に様々な悪影響が現れます。
特に、内臓や関節への負担は深刻です。

内臓への負担



過剰なカロリー摂取は、肝臓や膵臓などの内臓に大きな負担をかけます。
肝臓は、摂取した栄養を代謝する役割を担っていますが、過剰なカロリーを処理しきれなくなると、脂肪肝になる可能性があります。
また、膵臓は、血糖値をコントロールするインスリンというホルモンを分泌していますが、過剰な糖分摂取は、膵臓を疲弊させ、糖尿病のリスクを高めます。

関節への負担



体重が増加すると、膝や腰などの関節にかかる負担が増加します。
特に、運動不足の状態で体重が増加すると、関節を支える筋肉が衰え、関節への負担がさらに大きくなります。
その結果、関節痛や変形性関節症などのリスクが高まります。

奇跡の巨漢



太れる人は、この関節は多少ダメージがあると思いますが(全然ないということはないかと思います)
内蔵にダメージがないもしくは、極端に少なく
太っていても「健康である」というのはまさに「奇跡」といえます。




奇跡の巨漢は、本当に奇跡です。
皆さんは無理せずダイエットも、太るときもほどほどを心がけましょう。
わたしもそうします!