デウス・エクス・マキナが出てくるかもしれないのか?

機械仕掛けの神



デウス・エクス・マキナ(Deus Ex Machina)とは、演劇において、物語の終盤で予期せぬ出来事や、登場人物では解決できない問題を、神が機械仕掛けによって登場し、強引に解決するという演出を指します。
転じて、物語の展開上、都合の良い解決策が突然現れることを意味する言葉として使われています。
「機械仕掛けの神」や「機械仕掛けから出てくる神」とも訳されます。

なので都合よく出てきてなんか問題を解決していってくれる神様と言うイメージです。
やべぇおわらねぇぞこのままだと!というときに便利に現れてくれる神様です。(舞台装置が機械でどぉ〜んと出てくるので、時計仕掛けの神だそうです)

本来の意味合いとは違う「デウス・エクス・マキナ」を考える



本来であれば前述の通り、演劇場の演出で出てくる神様ですが
マトリックスでも出てきますね。
こちらは機械の首都にいるAIの親玉のような存在でした。
機械たちにとっての「神様」のイメージなのかもしれません。
なのでAIがいまのままではなく、もっともっと高度な存在となるとAIの中から「機械たちの神」が出てくるかもしれません。

ちなみに「劇」でデウス・エクス・マキナを多用するのは?



本来の「デウス・エクス・マキナ」は、劇の終盤に登場し、問題を解決する存在ですが、多用すると予想外の結末をもたらす一方で、物語の整合性や登場人物の成長を阻害し、観客を置き去りにしてしまう可能性があります。

サプライズ忍者



物語の展開を強引に変える存在として、「サプライズ忍者」というものがあります。
今あるお話があり、その中に唐突に物語の今までの流れもなにも(キャラクターもなにも)関係なく
「サプライズで忍者が登場した」場合に、その物語が面白くなってしまった場合
その物語はまだ再考の余地があるのではないか?というものらしいですが、正直大体面白くなってしまうのでは・・・?
と思わないこともないです。

AIに神様的な要素があるのか?



AIの仕組み特に現在のLLMの仕組みがわからないとなにやら向こう側で人間が答えているのではと思えてきます。
しかし、それでもまだ神様的なもっと超常的な力があるか?と言うとまだまだだと思われます。
しかし、出てこないとも限らない気がしますね。

デウスエクス・マキナ